出張で地方都市に来ている。
飛行機に乗り、県庁所在地の名を冠する駅名の近くのホテルに宿泊。
1人出張のため、飲み屋に行くこともなくホテルの温泉とサウナをじっくりと満喫し、ホテル内のレストランで食事をとる。
せっかくの出張という機会を得たにも関わらず何とも地味な過ごし方だが、これで十分満足している。
以前は上司と出張に行くことが多く、ホテルにチェックインしたらすぐ飲み屋街を歩き回り、ダラダラと酒を飲み二次会三次会へ。そして挙げ句の果てにはキャバクラやガールズバーに連れられて引きつった顔で知らない女の子と話す、という過ごし方もあった。
もともと酒がそこまで飲めない体質なこともあり、よく喋るわけでもないので長時間飲み会で拘束されるのは辛かった。時間が経つに連れみんな上機嫌になったり口が悪くなり説教を垂れたりと多種多様な酔っ払い方をするが、いずれであれ面倒で仕方なかった。それに比べるとクライアントと会食する方が普段聞けない話を聞けるし、一歩踏み込んだ関係を構築できるし、だいたい一次会で解散するから良い。
1人出張ではこういった面倒ごとから解放されるから1人出張は最高!
というわけでもない。
1人だからすることもないし、食事も存分には楽しめない。1人という時間を満喫することはできるが、わざわざ長い時間かけて長距離移動するほどのものではない。
結局、1人で行くのも複数人で行くのもそれぞれ良し悪しがあるということか。
